目覚め production notes


今日で2025年も終わりますね。
昨年と同様に大晦日にこれを書いています(^^::
今年は大晦日はゆっくり過ごしたかったんですが、なんだかばたばたしているうちに
あっという間に大晦日になってました。
来年こそはゆっくり過ごしたいです。



この長編も今回で24回目です。2年間書いていることになります。
元々は12回の予定が24回になり、それではとても終わらないということで36回、3年で書こうという
目標?をたてて続いてますが、あと1年で終わるのか今から不安になってきました(^^::
36回で終わらないんじゃないかという可能性が出てきたのです。
思っていたよりも話が大きくなってきたというか、どうオチをつけるんだと(^^::
まあ、それは冗談として・・・・50回まではいかないと思いますが、40回はいく?のかな。
36回から40回の間に終わると思っていただければと思います。
こればかりは自分でも予想がつかないです。前回の長編でもそうだったんですが、まだ真っ白な部分があるので
その真っ白な部分をどう展開するかで変わってくるのかなと思います。



また前置きが長くなりましたが、今回はいきなり戦闘シーンから入ります。
長編は必ずといってもいい戦闘シーンが入るんですよね。
今回は避けようと思っていたのですが、展開を面白くするためには避けて通れなくなってきました(^^::
今人気があるアニメとか映画もよく見ると戦闘やケンカのシーンが多いですよね。
自分も子供の頃、「ドラゴンボール」や「アラレちゃん」、「ドラえもん」等の作品見てましたが
ドラゴンボールも戦闘シーンありますし、よく内容が分からないまま見てたっていうのもありますが
面白かったし、命の大切さとか、友情とか、愛情だとか、家族愛とか・・・・いろんなことを作品から学ぶというか。
知らないうちにアニメから学んでいくっていうのがあると思うんですよね。
海外のアニメもそういうのがあるとは思うのですが、日本のアニメはそういうのが海外の人達にも受けているんじゃないか。
それで人気があるんじゃないかなと思います。
でも、戦闘シーンを書くのは相変わらず苦手ですけどね(^^::



また横に話がそれてしまいましたが。
戦闘シーンで今回考えたのが、花側の戦い方というか、攻撃してくるイェスタ達に対しどう反撃するか?
つるを伸ばして相手に巻きついて動きを封じるのは前回と同じですが、さらに爆弾を投げるというのを追加しました。
それがあのクリーム色の丸い爆弾です。
つるが伸びてくると同時に爆弾が投げられるって・・・・・これは戦う側としてはやりにくいでしょう(^^::
それでもイェスタとシーグフリードはなんとか避けながら攻撃しようとするんですけどね。



戦闘シーンを書いていてまずいと思ったのは、戦闘にアルマスとホーパスが参加していないこと。
これは話の流れでそうなってしまったのですが、途中まで書いていて、この後どう展開させていこうと思いました。
そこで考えたのが花のつるを2人がいる焚火のところまで伸ばし、つるが2人を襲うという形になりました。
幽霊であるホーパスはつるから抜けられるのですが、アルマスはつるに巻き込まれ、すっかりつるの中に入り
またつるは球体に変わってしまいます。
なぜ球体にしたのかはその後の展開につなげるためです。



ここまでが戦闘シーンで、平沢さんの1曲目は「冠毛種子の大群」という曲を使っています。
いかにもこれから戦いのシーンだというイメージの曲です。
歌詞というよりは曲で選びました。
アルマスがつるに巻きこまれて、球体の中に入ってしまうところを曲の最後に充てています。



嵐がひどくなり、さらに雷が落ちてきて身の危険を感じたイェスタ達はいったん林へと避難します。
一方、球体の中ではアルマスが気がついて、脱出をしようとしますがつるが巻きついて体が動かない。
あきらめかけた時、どこかからが子供の声が聞こえてきて・・・・・・というシーンは前から考えていました。
時の女神がアルマスを助けるとしてもよかったのですが、それだと展開的に面白くないかなと。
そしてこの子供の声の正体は今後明らかになるので、しばらくの間は謎にしておいた方が面白いかなと思いました。



途中、球体の外のシーグフリード達のシーンと交互にシーンが切り替わっています。
アルマスが子供の声に導かれながら、時の女神に封じられた炎の力を解放していくので
それをどのタイミングで入れるかというのは最後まで考えていました。
話を最後まで書いてから追加したシーンもあります。
今回の重要なシーンなので、そこは何度も手直ししています。



そのシーンで使っている曲は、核P-MODELの最新アルバムの中から「Phase-0」です。
最初はこの後3曲目に使っている核P-MODELの「ECHO-233」にしていたのですが
先日核P-MODELの大阪公演に行ってきまして
そこでこの「Phase-0」を聴いて、この曲にしようと変えました。
ある歌詞の部分が頭にひっかかって、その歌詞をアルマスの力の解放シーンに充てようと。



その歌詞が下記です。



起きろ まだ半分雨の中
起きろ 「陽の変化なら」と聞こえ
起きろ まだ半分塵の中
起きろ 美の分子なると悟り
起きろ まだ半分無知の中
起きろ 知の歓喜なると覚え



この歌詞をライブで聴いた時に「あっ」と閃きました。
時の女神によって封じ込まれた炎の力が、謎の子供の声に導かれ、再び炎の力を解放していく。
炎の力が目覚めていくという展開が閃いた瞬間でした。



この曲はアルマスが球体の中で目覚めたところから、炎の力を解放し、球体からアルマスが現れるところまでを
使っています。
そしてここから花を倒し、シーグフリードが駆けつけている途中でアルマスが気を失って倒れるところまで
「ECHO-233」を使っています。
「Phase-0」をライブで聴くまでは2曲目に使う予定でしたが、1曲目の戦闘っぽい曲からこの「ECHO-233」に
行くというのはいきなり過ぎるかなとも思い、他の曲を間に入れようと思っていました。
いきなり新譜の曲を使うとは思いませんでしたが(^^:: ちょうどぴったり合う曲でよかった。
「Phase-0」は自ら行動を起こして力を解放していくというイメージですが、この「ECHO-233」は自らというよりは
外からの力、宇宙からの力(ちょっと大げさですが)を借りて解放していくというイメージを自分は持ちました。
外からというか、外の世界からアルマスの力を見つけ、アルマスの中に光を当てて、封印された力を解放するという形かな。
なので、そこでトールヴァルドが出てきて、外からアルマスの力を解放するというのも考えました。
でもそうするとその後というか、今後の展開が違ってきてしまうので、それは違うということで却下しました(^^::



「ECHO-233」の歌詞を全部載せます。



止まらぬ“濁流の命”の捕虜の列
すがるように息をして得られたのは瓦礫

つんざくような雷鳴が
キミを万象に見つけ
何度も来る警報が
キミは万象と響く


幾重にも覆う層の呪詛燃やす火はエコー
化石より古い日のキミから届くエコー

つんざくような雷鳴が
キミを万象に見つけ
何度も来る警報が
キミは万象と響く

何度も来る警報が
キミは万象と響く

つんざくような雷鳴が
キミを万象に見つけ
壮絶に歌い歌い時を急いで
走り走りテラに知らせた
つんざくような雷鳴が壮絶に
キミを万象に見つけ壮絶に


終わらぬ夢魔に来てカギを解く幻
化石より古い日のキミから届くエコー

つんざくような雷鳴が
キミを万象に見つけ
何度も来る警報が
キミは万象と響く



いつもなら花を倒したところで今回は終わりです。とするところですが(^^::
今回はもう少しありましたね。
どうしてかというと、次回の展開が出来つつあって、それを来月中に書きたいという理由からです。
それでもう少し続きを書くことにしました。
アルマスがイェスタの家で目覚めたところから、シーグフリードの目的が何か明らかになったところまでが
4曲目の「Echoes」です。
ここでいきなり平沢ソロに変わりました(^^::



「Echoes」はスローで暗いイメージの曲なので、ガラリと変わったと思う方もいると思います。
この曲はいつかは使いたいと考えていました。でもここで使うとは思いませんでしたが(^^::
シーグフリードはなぜ塔を探しているのか、なぜあの剣を誰にも触れさせないのか?
ここでようやく明らかになるので、それに合ったイメージの曲ということで使いました。
シーグフリードの弟、シーグヴァルトを探し、村に連れ戻す。
それとシーグヴァルトの剣には呪いがかかっているので、呪いを解きたいということが明らかになりました。
「Echoes」は第二次大戦時に落ちた原爆の場所、広島、長崎のことを歌にしたのではないかという憶測が
出ていますがどうなんでしょうね・・・・・・。
シーグフリードが塔を探している理由が明らかになり、それをアルマスとホーパスが聞いてしまうというところは
どのタイミングでアルマスとホーパスのシーンを入れるか考えました。
話が終わったところで部屋に入ろうとする2人を、シーグフリードがドアを開けたところですっかり話を聞いていたのが
バレてしまうというのも考えてました。



5曲目平沢ソロの「空転G」はラストまで使っています。
イェスタの提案で先に剣の呪いを解くことになったシーグフリード達。
湖の離れ小島にある教会へ行くことになり、船で向かって行くところで今回は終わりです。
なぜラストをこの曲にしたのかというと、軽やかな曲調というのと、歌詞で気になるところがあり
その部分が今回の話になんとなく当てはまっているのではないかと思ったからです。



該当の歌詞は以下の部分です。



神は言葉ばかり
人の餓えも儘ならず
道は光ばかり
胸の影を誰が知る

神は仕打ちばかり
燃える国を通り過ぎ
道は諭すばかり
消えるキミを誰が知る



歌詞の最後の部分です。
この8行・・・・・なんとなく社会批判のような気がしますが(^^::
ここで言う「神」とは「政府」ではないかなと思ってしまうのは私だけでしょうか。
今年は物価高で生活が苦しい人達が多かったと思います(自分も含めて)。
なかには家もお金もなく、その日生きられるかという苦しい生活を過ごしている人達もいます。
その人達を救うのが政府なのに、なかなか救いの手を差し伸べない。
なのに言葉はいい事ばかり言うんですよね。特に選挙の時は。
それが「神は言葉ばかり 人の餓えも儘ならず」の部分です。
そして日本は国の借金「国債」を今後さらに発行し、借金を増やしていく。
既に借金で苦しいのに、さらなる借金で火の車にならないか今から不安です。
「神は仕打ちばかり 燃える国を通り過ぎ」というのがその部分ではないかと思ってますが(^^::



あ、大きく横にそれてしまいました(^^::
アルマスは今回、炎の力を解放することができましたが、やっぱり今回も死に目に遭いそうになってるんですよね。
炎の力を解放することができたのは、謎の子供の声であって、これが歌詞で言うところの「神は言葉ばかり」。
「人の餓えも儘ならず」はアルマスがつるに巻き込まれて苦しい状態のこと。
「道は光ばかり 胸の影を誰が知る」は今回はシーグフリードの事を指しているのですが、誰でも暗い過去や悲惨な出来事
マイナスの部分を抱えています。でも表面的というか外見ではそんな事を抱えているとは分からないですよね。
ここで言う「道は光ばかり」というのは表面的というか、外見のことを指しているのではないかと思いました。
「神は仕打ちばかり」というのは・・・・・アルマスが毎回のように死に目に遭っているので、その事です(^^::



すっかり長くなってしまいました。
2025年はあと少しで終わります。
来年はもう少しスケジュールに余裕を持って書きたいですね(^^::
長編の続きはもちろんですが、来年は短編も合間に書いていこうと思っています。
短編のネタはもうできているので、春くらいにはと思っていますが・・・・書けるのかどうか(^^::
来年もよろしければお付き合いください。



最後までお読みいただきありがとうございました。
また来年をお楽しみに。
よいお年を。